CNポイントについての調査に関するご報告
この度、鹿児島レブナイズではファンクラブ会員様特典として提供させていただいているCNポイントの正常な付与ができていなかった件に関して、株式会社クラブネッツ様とともに原因に関する調査を行いましたのでご報告いたします。
■発生した問題の内容
鹿児島レブナイズ2018-19シーズンの4月13日(土)以降に開催された公式戦ならびにイベント会場において本来付与されるべきポイントが付与されていない。
■調査内容
1.端末について
2.データについて
1.端末について
●端末の状態について
・端末自体の動作不良等 → 所見なし
・NFC接続(USB)や通電状態 → 異常なし
・その他、アプリの動作や電源等 → 異常なし
●端末内のデータについて
・端末内の溜め込みデータ → 存在せず、全て吐き出されている状態
・アプリ内のデータベース層 → 未送信データなし 上記の調査結果より、端末内のデータは全て吐き出さられている状況で、動作不良等 もないことから、端末の動作不良である可能性は低い。
2.データについて
●データセンター側のログ確認
・3/17のデータ送信 → 正常処理されている
・6/13の2件のテスト送信 → 正常処理されている
・3/18~6/12の間のデータ送信履歴 → 受信したログそのものが存在しない
上記の調査結果より、データセンターに入る電文(ポイント付与を処理する伝送データ)は、全て必ずログとして残るので、データを受信した履歴そのものがない、という状況となる。
※溜め込みデータは、データセンター側での処理が完了しない限り(成功・失敗の判断が端末側に返されない限り)、端末から削除されることはない仕様である。
※唯一の例外として、アプリの「キャッシュクリア」を人為的に実行することで、 データを削除は可能。
※4/13,14、4/20,21と5/4,5(ホーム戦開催日)にも、データセンター側には来店ポイント処理の溜め込みデータのログ(データを受信した履歴)は存在しない。
■上記の結果からの想定
・3/18~6/12の間におきましては、端末側の「何らかの状態」によって、溜め込みデータを正常に溜め込むことができていなかった、ということは間違いない。
・「何らかの状態」という部分において想定される症状は以下のとおり。
◇端末とUSBの接続状態不良による、通電の不通状態
◇バッテリー残量に起因するNFCリーダへの不通状態
◇人為的なキャッシュのクリア
◇端末アプリで表現される、付与成功時の動画とエラー動画との識別の誤り
◇その他、再現できないデバイスの問題
以上の調査結果ならびに想定を踏まえ、下記のとおり改善策を実施いたします。
・試合開始前、ハーフタイム、試合終了後の三回、テストデータの送信を実施する。
・会員様のポイント付与(カードをかざすタイミング)には、スタッフが目視で画面を確認する。
・試合当日もしくは翌日に、ポイント反映のログをテストカードで確認する(データ反映が即時ではないため)。
最後に本件に関し、本来反映されるべき6試合ならびに1イベント分の350P(50P×7)ならびにお詫びといたしまして150Pの合計500Pを全ての会員様に付与させていただきます。
今回の問題発生により、調査に大変時間を要したことを深くお詫び申し上げます。改善策に基づき、ポイント制度の運用とフアンクラブとの連携を再開させていただきますので、今後とも宜しくお願い致します。
株式会社 鹿児島レブナイズ
代表取締役 小牧 正英